この正月を振り返る
年末
12/30から、実家のある岐阜県までクルマで出かけた。いつもどおり、岡崎IC付近で東名は混雑していたけれど、それでも「年末年始の大渋滞」ってほどでもなかった。天候が不安だったけれど、豊田JCあたりで大雨だったくらいかな。途中でもちょこちょこ雨は降ったけど、心配してたような雪にはならなかった。
同じように故郷で正月を迎える人々のクルマが路上にはあふれていて、でも、高速道路に乗り慣れていないんだろうか？追越車線を80km/hくらいで走ったりしてて(たいていミニバン)、ソレを追い越すために走行車線と追越車線を縫うように走るクルマが居たりして、ホント、よく事故が起きないもんだよ。
12/31には雪が少し降った。ウチの実家では「正月」よりも「大晦日の年越し」の方がイベントなんだけれど、そうは言っても夕方に神棚にお参りしてから晩ご飯をみんなで揃って食べるってだけのことだ。夏には入院していた父もすっかり体調が良くなっていて、親子でかなり酒を飲んだ。
年越し
12/31の深夜、紅白も終わった頃、子供たちを連れて、近所の龍門寺(*)というお寺に除夜の鐘をつきに行くことになった。実際、我が家は神道で檀家ではないんだけれど、まあ昔から地元にあるお寺さんで、オレが小学生の頃も鐘撞きさせてもらってたし、問題はないんだろう。
家から、たいして遠くないんだけれど、寒いし車で行こうということになって、「じゃあ、エンジンかけて待つことにするか」と思ったんだけれど、ここで予想外のトラブル発生。エンジンがかからない。セルは回るんだけど、火が点いてないんだろうか？セルのまわり方も、ちょっと弱々しい感じもする。バッテリがあがりかけてる？ そんなこんなで、いきなりの「出かけようと思ったらエンジンがかからない」というアルファロメオあるあるをやってるウチに年が明ける。
結局、兄に車を出してもらって、無事、除夜の鐘はついてきた。
珍しい正月
我が家にしては珍しい正月だった。というのは、父が家に居たからだ。地元の人の年頭の集まりというのがあって、毎年ソレに出席するために親父は早朝から出かけてしまうので元旦の午前中に姿を見かけることなんてなかったんだけど、今年は家に居た。代わりに兄が年頭の集まりに出席したらしい。あの集会は正月からめちゃくちゃに酒を飲むので、体調に不安がある親父としては出席をとりやめたようだ。ソレにほとんどの家が代替わりして、自分よりも年長者の出席が少なくなってきたのも寂しいようだ。オレら兄妹は田舎を離れてしまっていて代替わりもできないで居る親父にちょっと申し訳なく思った。
ところで、最近、近所には「田舎暮らしに憧れてる都会の人」が住み始めたそうで、いろいろと軋轢があるらしい。田舎の人の親切さを利用してやたらと「車を貸してくれ、野菜をくれ」とか無心にくるわりには、町内会みたいな地域で暮らしていくための共同体モノには一切参加しないとか、要するに「自分勝手」スギるそうだ。これは、一方的の意見しか聞いてないから、あんまり判断しかねるところはあるんだけれど、なんとなく分かる気はする。「田舎に引っ越してきて住む」けど、「自給自足の生活をします」宣言をしてるから、零細な町にしてみりゃ税収が増えるワケでもなし、近所の商店での買い物をするワケではないから地域社会にも貢献もしないし、本人たちは「田舎の生活」をblogにでも書いて楽しくてしょうがないんだろうけど、どうなんだろうねぇ。定着する気はないんだろうけど、、、、。
帰宅
例年通り、1/2に帰宅することにする。まあ、例年どおり混雑してるんだろうと思ったら、例年以上だった。愛知県を抜けるまでに、岐阜県の実家を出てから4時間以上かかった(普段の倍以上)。そして、静岡県はほぼ渋滞だった。アクセル踏むというよりは、ブレーキを緩めてクリープで進むって感じ。あ、そうそう。エンジンがかからなくなっていた156だけれど、昼間にしつこくセルを回しつつアクセル踏みつつってのを繰り返したらエンジンがかかるようになった。その後もバッテリ警告が点灯したりすることもないので、まあ、一時的なものだったんだろうと思う。
帰りの東名は本当に渋滞ばかりで辛かったけれど、事故がなくて幸いだった。正月早々、事故は辛いよね。当事者も辛いけれど、それで高速道路が塞がれてしまったりすることもある*1から、周りも大変。
