ICSのソースコードをダウンロードしてみる(2)

http://source.android.com/source/initializing.html によると、なかなか大容量のHDDがないと厳しいらしい。

Note: The source download is approximately 6GB in size. You will need 25GB free to complete a single build, and up to 90GB (or more) for a full set of builds.

僕が使っているMacBookAirには、そもそも64GBのSSDしか積まれていない上に現時点で空き容量が12GBくらいなワケで、repo syncするとやがてdisk fullのエラーが出るのであった。残念。

気を取り直して、64bitのWindows7機で実行しようと思ったのだが、やはり http://source.android.com/source/initializing.html によると、開発環境としては、LinuxMacOS Xしかサポートしていないらしい。

Building under Windows is not currently supported.

仕方ないので、VirualBoxをインストールして、その上にUbuntu 10.04をインストールすることにする。10.04というもういい加減古いdistributionを使うのは、 http://source.android.com/source/initializing.html の環境をそのまま再現するため。

sun-java6-jdkにハマる

さて、http://source.android.com/source/initializing.html の指示通りsun-java6-jdkをインストールしようとすると、以下のようなエラーメッセージが出る。

Package sun-java6-jdk is not available, but is referred to by another package.

もう、ホントにどうせいっちゅうねん。ひょっとするとoracle-java6-jdkという名前になっていたりするのかと思ったけれど、そんなこともなかった。しょうがないので、OracleのサイトからJava6の64bit linux用のものをダウンロードしてインストールする。
ダウンロードしたファイルに実行権限をつけて実行すると、とりあえずcurrent directoryにjdkのフォルダができるのだけれど、これをUbuntuっぽく配置したりalternativeで変更できるようにしたりする方法がわからない。とりあえず、/usr/local/jdk を作って、そこに中身を展開してから、pathを通すようにしてお茶を濁すことにした。

repo sync ?

以上でbuildの準備はほぼ終わったはずだ。あらためて、repo syncする。

% repo sync

2時間くらいで終了した。ls WORKING_DIRECOTRYすると、何も無い。何も無いってことはないだろうと、ls -A WORKING_DIRECTORYすると、.repoというディレクトリができていた。こんなはずでは、、、。この.repoディレクトリがあって、ソレ以外にちゃんとsourceディレクトリやらbuildディレクトリやらなんやらができているはずだと思ったのに。もう一度、repoのコマンドオプションを見なおしてみたり、何か操作として足りないことがなかったかどうか、見直すことにする。