GTに試乗

何故か郵送されてきたNuova Alfaに同封されてる葉書にディーラー印を押してもらって、返送すると抽選で5人にサングラスが。という企画に乗ることにして、ディーラーに出かけた。でも、抽選で5人って、相当少ないな。
いつもの担当の人がいなかったのだけど、無事ディーラー印は押してもらった。で、もののついでなので、「GTに試乗したいんですが」とお願いしたところ、早速用意してもらえた。そもそも、ここアルファロメオ港北がアレーゼ港北だった時、初めてこの店に来たきっかけは当時デビューフェアをやっていたGTなワケで、念願かなうとはこのことである。

用意されたのは、ストロンボリグレーの2.0JTS Progression。これは、Exclusiveという通常のグレードから革内装とキセノンを取っ払って、専用ホイールを履いたモノ、、という位置づけで通常より50万円ほど安いらしい。まぁ、値段のことはさておき、走行性能としては大して変わらんというワケだ。
Selespeedを運転するのは3年に147の試乗をして以来だ。とはいえ、Cityモードで走り出す分には、0km/hからの発進の時にちゃんとアクセルを踏まなきゃいけない(クリープがないから)ってぐらいのもんで、別に普通のATだ。ディーラーを出てすぐ左折すると3車線のちょっと長い直線があるんだけど、3年前、ここでめいっぱいアクセルを踏んだら1速から2速へのシフトアップ時につんのめったような記憶がある。んだけど、GTのSelespeedはやっぱり進化してるようで、特に大きなシフトショックは感じない。
信号待ちから発進するとき、やっぱり、いつもよりはっきりとアクセルを踏む必要があるんだけど、これはJTSエンジンの低速が無いからなのか、クリープがないからかなのか。で、今度はCityモードを解除して、自分で変速させることに。パドルシフトってやっぱり面白い。「そこを左折」って言われて、3速から2速に落として、、、147の時みたいな派手はブリッピングは無いのな。この「ギアを自分で選んで走る」感覚って、バイクだと身に染み付いてるようなところがあるけど、クルマは初めて購入して以来ずっとオートマなので、なんか忙しいような気もして、気がつくとタコメーターとにらめっこしてるようなところがあるな。
坂道を登るときは、やっぱり1つギアを落とす。ここが今乗ってる2.5 V6との違いだな。Sportsモードってのが有るので、ソレも試す。完全に勘違いしていて、Cityモードでの自動変速のタイミングが遅くなる(っていうか、エンジンをブン回してから変速する)のかと思ってたら、ちっとも変速しない。とまどってたら、助手席の営業さんに「Sportsモードでは、変速スピードが速くなります。自分で変速してください。」と指摘される。要するに、あまり半クラを使わないってことだ。なるほど。町中を走るときには、あまり使い途が分からない機能だけど、峠とかサーキットとかを攻めるヒトには必要なんだろう。
で、クルマを降りたら、自動的に商談モードである。Progressionで良ければ、お値段がごにょごにょってハナシに。なるほど。もうGTは流通在庫しかないんだそうで、これがマイナーチェンジを控えてるからなのか、このまま生産終了になるのか、まだディーラーにも連絡がないから分かんないらしいんだけど、とにかく色とか仕様とかのわがままを言わなければ、お安く提供していただけるんだそうだ。
子供2人いる兄がR32スカイラインGT-Rに乗っていて、あんがい子供が2人居ても2ドアっていう選択肢はあり得るとは思って居るんだけど、やっぱりあんまり窮屈な思いをさせるのもなぁ、、、とか、なんとか、言いつつ、やっぱり「お安くしてもらう」にしたって、まだ3年しか乗ってないSportwagonを50万円で下取ってもらうにしても、新しいクルマは高いよ。うん。
それに、いつも面倒をみてもらっているTESでは「JTSは扱わない」って言われたことがある気がするし。
やっぱし、GTもかっこいいけど、Sportwagonもかっこいいしね。乗りつぶすまで乗るのだ。
問題は、乗りつぶした後だな。159という選択肢はやっぱりあり得ないなって、今日もディーラーで実車を見てしみじみ思った(やっぱり我が家の立体駐車場には大きすぎる)し、、、、、。乗りつぶしたら、次も156かなぁ。そのときに程度のいい個体が残ってればいいんだけど。今度はセダンかな。なんて、すっかり次のことを考えてるってのが、我ながらイヤだな。