論文の書き方

今回、課題で小論文を書いて、ホントに卒論を書いて以来15年ぶりくらいだから、いろいろと戸惑ったけど、教訓も得たので備忘録として書いておくことにする。

  • 先頭から書かない
  • でも、構成はきちんと考える

ああ、いろんなことを思ってたのに、今思い起こすと,この程度しか思い出せないこの脳みそが恨めしい。

構成は、もちろん最初にキチンと考える必要がある。その分野は、一般的にどのような歴史をたどっていて、現在はどのような状況か。そして、その分野において、自分が注目した技術なり何なりは、やっぱりどういう状況にあるのか?どんな風に使われているのか?どんな問題があるのか?
その問題を説くための仮説は何か?
その仮説に関するバックグラウンド的なものの説明や、理論の説明。
何をやったか?
その結果どうだったか?

一番書きやすいのは、「何をやったか?」なので、そこから書く。そこには、やったことを端的に書く。感想は交えない。感想を書きたいんなら、その結果どうだったか?その結果をどう解釈できるか?ということに絡めて書く。
いわゆる「序」とか「概要」みたいなのは、一番最後に書く。そうしとかないと、長い文章を書いてる最中に全体の論旨が変わっちゃうようなこともなきにしもあらずなので、「序」とか「概要」は最後に書くのが無難だ。「あー、あとは概要だけだ」っていうビミョーな達成感は,結構嬉しい。