極私的京都ガイドその1

「その1」ったって、「その2」があるとは限らないんだけれどな。

京都単身赴任歴3年で、そろそろ本社に戻りそうなオレによる京都ガイドってことにしよう。

下鴨神社

まずは世界遺産下鴨神社。正式名称は、賀茂御祖神社というらしい。ここを最初に紹介する理由は、今住んでる家から近いから。それだけ。

観光地の神社仏閣というと、参道にずらりと並んだお土産屋さんみたいなのをオレなんかはつい想像するんだけれど、出町柳の駅から糺の森を抜けて下鴨神社の鳥居までたどり着く道のりに、お土産屋さんなんてない。その極端な観光地化されてない具合が好きだ。

夜の糺の森(小雨が降ってるとなおよし)を抜けた先に、丹塗りの鳥居と楼門が立っていて、その雰囲気には「ああ、ここは神域なんだな」と思わせる一方で、なにか居心地の良さも感じる*1

下鴨神社というと、御手洗池の神事(地元の人は足つけ祭っていうけど、正式名称は御手洗祭かな?)と、御蔭祭が印象深い。ホントは、葵祭の方が有名なんだけれど、ほら、あれって平日にやるから、3年も近所に住んでるのに見たことがないし。

今年は式年遷宮があって、お白石神事というのがあって、願いことを書いて、お白石を奉納してきた。20年後の式年遷宮の時にも、また来ることができたらいいなって思った。

*1:余談だけれど、上賀茂神社の鳥居の内側は、いかにも聖域という感じで、立ち入るのを憚られる気分になる。神社によって、「感じられる聖域の範囲と、その強さ」は異なるような気がする。特に、霊感とかそういうのは全然ないんだけれど。