バッテリー突然死

エンジンがかからない

出かけようとしてクルマに乗り込み、キーを挿し、一段ひねってインジケータが点灯するのを確認し、、、確認できない。ぼんやりとメーターのランプが点灯してるけど、ダイアグノーシス自体が起動しなくてインジケータ類が点灯しない。
と、しばらくすると、ポーンと音がして「ETCカードが挿入されていません」とカーナビの音声案内。燃料ポンプの音もする。しかし、インジケータ類は点灯しない。もう一段キーをひねってセルモーターを回そうにもカチリと音がしただけ。
キーを抜いて、ボンネットを開けてクルマを降りる。バッテリーについてる簡易インジケータは青ランプなので、おそらく電圧はOK。
もう一度クルマに乗り込み、キーを挿したところ、今度は通常どおりの起動シーケンスが進み、油圧と電圧の警告灯が点灯した。エンジンがかかってないので油圧警告灯が点灯するのは当然として、電圧警告が出ているということは、やはりバッテリーか。そしてセルモーターを回そうとした途端にメーター内のランプが全て消える。
アルファを買う時に、一番心配したのは、こうやって「出かけようとしたらエンジンがかからない」ってことが頻発するんじゃないか?ということだ。幸いにもこの7年で2度目(前回は、今年の正月)で懸念してたほどの事態ではない。やっぱり最近のアルファは壊れないんだよ。とはいえ、回数が少ないから良いってもんじゃない。

JAFに電話する

JAFを呼ぶのは、アルファに乗るようになってから初めてだ。自宅駐車場で待っていると、ド派手なファンカーゴがやってきた。自宅駐車場内で不動なので、レッカーの必要がない時には、こういうクルマで助けに来てくれるんだな。
状況を説明し、診てもらう。バッテリーの電圧は12.4V。足りなくはない。テスターをつけたままセルモーターを回そうとしたら「0.3Vまで下がりました!」とJAFさん。なんやねんソレ。持参いただいたバッテリーを繋いでもらうと、あっさりエンジンは息を吹き返した。ひとまず安心。JAFさんいわく、バッテリーの下流に電流が流れてない(0.1Aくらい)ので、バッテリー自体のトラブルでしょう、と。で、「エンジン止めたら、またかからなくなりますが、どうしますか?」と。仕方ない交換するしかないだろう。

TESに持ち込む

そのまま、TESに持ち込むことにする。電話で聞いたら、在庫は有るらしい。
途中、エンストしたらどうしようか?と、交通量の多い細道を運転する。アイシンが作ってる信頼のオートマなQ-systemなので、エンストなんて有り得ないけれど。とにかく節電運転(オーディオもエアコンも止めて、ナビのモニターもオフにして、エンジンの回転数を高めに)を心がける。
TESで改めてチェックしてもらった上でバッテリーを交換してもらった。前回の車検でバッテリーを交換してもらってたつもりだったんだけど、「このタイプのバッテリーは最近使ってないから3年前では?」とのこと。実際、伝票を調べてもらったところ、前々回の車検で交換してて、3年半くらい使ってたようだ。どうやら、バッテリーの寿命だということらしい。しかし、バッテリーのインジケータが青ランプなのは、、、。
ということでバッテリーを交換してもらって何ごともなかったかのように、自宅に戻った。