プントのある生活

ということで、我が家にFIAT Punto ELXが来て2日目。なかなか「違う自動車に乗る機会」というのはないので、楽しい。

分からない点

シフトレバーの根元付近についてる「E」のボタンは何だろう?と。押してみようかと何度も思ったけど、「Ecology」とか「Economy」とかの「E」だったら良いんだけど、「Emergency」の「E」だったらおっかないので、触らないでおく。
ダッシュボードについてるステアリングのマークが付いてるボタンの意味。押してみても、どこかにランプが付いたりするわけでもなさそうだし、ステアリング操作上も何か変わった感触も無い、、、、ような気がする。

そして、ウチの娘は、「後ろの窓の開け閉めのしかたが分からない」とか言ってた。そうか、最近の子供はパワーウィンドウが当たり前で、ハンドルをくるくる回すヤツって未経験なのか。ちなみに、息子は5歳の頃まで乗ってたロゴの後部座席がやっぱりハンドパワーウィンドウだったので、操作の仕方を知ってた。

CVTやなぁって感じ

2004年まで1998年型のロゴ(ラシック)のホンダマルチマチックモデルに乗ってた。つまり、久々のこのサイズのCVT車なんですよ、我が家にとって。で、いちいち忘れてたことを思い出したりする。
CVTって常にエンジンの回転数とスピードが合ってないような感触があって、アクセルを踏んでエンジンの回転数がギューンと上がってから、タイミングが遅れてスピードが上がり始める。なので、注意しないと、「信号青で発進→ブレーキを緩めてもクルマは走り出さない→アクセルを踏むとエンジンは軽やかに回るがスピードは出ない→前のクルマにすっかり置いてかれる→流れに乗るためにアクセルをもっと踏む→ようやくなんとなく流れに乗った感が出たところで、さらに意外とスピードが出ちゃう→前車との間隔が詰まる→慌ててブレーキ」みたいな流れになっちゃって、運転がギクシャクする。
CVTって、クリープが弱い。アクセルを緩めても、AT車のようにはクルマが動かない。といって、MT車やselespeedとは違って、全く動かないわけでもない。普段、AT車に乗ってて、「発進時にはブレーキを緩めてクルマが動きだしてから、アクセルを少し踏む」という乗り方をしてると、「出足が悪いなぁ」って感想を抱くことになるかもしれない。「オレはいつだってアクセル全開だぜ」派には、多分関係ない。で、このクリープの弱さとも関係するんだけれど、バックの時にもあまりにもゆっくりと動くので、ちょっと困惑する。AT車でバックする時は、クリープに任せてアクセルはあまり踏まない。踏むくせがついてない。だから、「傾斜のある駐車場に登り気味にバックしながら停める」というシチュエーションでは、「あれれ?」ってことになったりする。
まぁ、所詮は、慣れの問題だ。だって、ロゴで6年間そんな状態で乗ってたワケだし。

その他

パワーウィンドウのボタンは、聞かないと多分気がつかなかったと思う。まさか、ダッシュボードについてるとは。そして、あまり考えないで操作しようとすると、隣にあるフォグランプのスイッチとかその下にあるハザードランプのスイッチとかを押しそうになる。また、窓はボタンを押してる間しか動かない。「ちょっと長押しすると全開(全閉)になるまで窓が動く」という機能がついてない。ヨメ曰く、この機能の欠如でもって「次のクルマにPuntoはなしやな(何故か関西弁)」。

156よりも、道路のガタガタを拾う気がする。ちょっとした段差でもガッターンって感じにクルマに響く。借り物なのに、こんなに衝撃を与えてしまっても良いものか?って心配になるけど、車道と歩道の小さな段差を超えないと、駐車場から出し入れできないし。まあ、ゆっくり動かすということで。

平日はクルマに乗ることはないはずなので、次に運転するのは来週の土曜日に、車検から上がってくる156を迎えに行く時だ。ということで、ほんの少ししか乗らないプントだけれど、ちょっと楽しかった。やっぱり、なかなか「他のクルマを運転する機会」ってないからな。