病気持ち

会社の健康診断でバセドウ病が分かったのは数年前のことだ。
そして、今年は眼底写真に異常アリ。近所の眼科医で精密検査。視野検査をしてもらう。中心を見つめながら、周辺でチカチカ見えたらボタンを押す。
変な緊張感が、、、。そして、機械の作動音がするけど周辺で光ってるはずの光点は全然見えない。うわ、ホントに視野が欠損してる。
緑内障ですわい。あーあ。

バセドウ病についてあれこれ

ある日、子どもからロタウィルスをうつされた。で、ひどい下痢をした。その頃から体重が減り始めた。その頃、会社の健康診断でひっかかった。肝臓の数値が悪くて、尿タンパクが±で、コレステロールが低すぎた。何度か再検査を繰り返して、肝臓と尿タンパクはOKってことになった。だけど、コレステロールが低すぎる。先生に「今日で再検査は終わりです。これは、甲状腺機能亢進です。今日からは治療を始めます。」と宣言された。
それからバセドウ病について調べると、確かに息切れしやすくなってるし、ものすごく汗をかくし、体重が激減してる。この体調の悪さはロタウィルスのせいじゃなかったらしい。ということで、発覚したのは7〜8年前のことだ(もう、いつからのことだったか忘れちゃった)。それから、病状は一進一退。幸いなことに、メルカゾールで副作用が出なかったので、うまく薬でコントロールできていた。2007年までは。
2007年の夏、いつものように自転車で遠くの駅まで通勤定期を買いに行った帰り、息切れが激しくなって汗も止まらなくなった。そのまま体調が悪くなり、翌日から一週間くらい会社を休んだ。主治医の先生に相談したら、先生の慌てっぷりから、どうやら深刻な状態らしいことがわかった。薬はメルカゾールからチウラジールに変えた。動悸を押さえるためにアルファブロッカーも処方された*1。そして、「こういうことがこれからも起きるようだったら大変だから、手術しましょう」と言われた。チウラジールは、メルカゾールと違って微妙な副作用があった。とにかく全身が痒くなるし、薬を飲んで15分後くらいに喉の奥の方から口の中が苦くなってくる。でも、手術までの我慢。
2008年の春。とうとう手術をした。3月から1ヶ月間ヨードを処方されて飲んだ。執刀してくれる先生が言うには、「ヨードの効果で甲状腺が硬くなって、出血が少なくなる。」とのことだった。ホントかね。4月、いよいよ入院。甲状腺亜全摘。鎖骨のところをざっくり。2週間ほど入院。この手術の影響で、反回神経がマヒしてしまって、声がカスレ声しか出なくなってしまった。左側の声帯が開きっぱなし状態で止まってしまっているそうで、水とか飲むと気道に入ってしまってムセる。執刀してくれる先生が言うには「半年くらいで声が戻るはず」とのことだったけど、もう一年たったのに、相変わらずカスレ声だ。困ってると言えば困ってるけど、まあそんなに困ってないと言えば困ってない。

緑内障

「視野検査を二回やった結果が一致したので、間違いないと思うけど、来月、もう一回検査しましょう」と言われた。右目は下の方が見えていないようだし、左目は左側が見えていないようだ。そもそも緑内障って「眼圧が高くなる」ということしか知らない。眼圧ってどういうことだ?目の容積に対して内容物が多すぎる?で、それが、どう目に良くないの?
どうやら調べてみると、欠損してる視野の分は視神経がもう死んでしまっていて戻らないそうだ。これからの治療は、症状が進行しないように、目薬をさして、眼圧上昇の原因になっている房水の循環の不良を改善するしかないらしい。つまり、治らないってことだ。神経細胞だもんな。
とはいえ、もちろん現時点で見えていないワケじゃないし、、、、。だけど、やっぱり、可能な限り健康体で居たいもんだよね。

*1:先生の処方してくれる薬がゾロだったので、近所の薬局で手に入る店がなかなか見つからなくて苦労した