リアディレイラーが壊れる

最近、チェーンが歯飛びするなと思っていたので、そろそろチェーンの交換をしようか、思い切ってスプロケットも交換しようか、ひょっとしたら9速化しようかなどと、うだうだと考えつつも、特に何もしてなかった。
で、今朝のことだが、急にチェーンのあたりからガラガラと音がし始めて、連続的に歯飛びしてて、漕いでもあまり前に進まなくなった(完全に前に進まなくなったというわけでもない)。
自転車を止めて、後輪を見てみると、リアディレイラーのプレートが割れて、プーリーが外れていた。ここでチェーンがスプロケにうまく噛み合わなくなり、ガラガラと歯飛びをしていたらしい。落ちていたプーリーを拾い、そこからすぐ近所に有る自転車屋に入ってみた。

店番をしていたのは、親父さんと言うよりはおじいちゃんという感じの店主。多分、BD-1を見るのは初めてだろうって感じ。でも、以前にBD-1に関しては、お店の人から「基本的に専用パーツはほとんどなくて、MTB用のパーツの組み合わせでできてますから、どこでも修理できますよ」という説明を聞いたことがあるし、修理してほしいのはシマノの汎用パーツの部分なので、まあ、とにかく状況を説明して修理を依頼する。

店主は「困りましたな」という。なんでも、プーリーにはブッシュが必要らしい。そして、在庫がないらしい。「有ったかな、どうやったかな」と言いながら、お店の引き出しを探してらっしゃる。時々、ガッシャーンとか音がする。このパーツは何?これじゃ、チェーンが当たってガリガリ言うんじゃないの?とか言いつつ、店の奥から「これはどうやろうなぁ」とリアディレイラーアッセンブリを取り出してきた。「SHIMANO 5000」って書いてある新しいんだか、古いんだかよく分からないリアディレイラーからプーリーとブッシュを移植してくれようとしたんだけれど、これがうまくいかない。微妙に厚みとか歯数とか違うようだ。「しゃあないな。まるごと交換するか。」と、今、付いているALIVIOを外して、そのSHIMANO 5000を取り付けようとするものの、取り付けの部分の形状が微妙に合わなくて失敗。そうやって、あれこれ試行錯誤してる間も六角レンチの太さとネジ頭の穴がどうしてもあわなくて回せなかったらしくて、サンダーで六角レンチを削ったりとか、なかなか見てて「次は何が始まんのやろ?」と面白いんだけれど、オレ的には時間切れ。「すんません、また後できます」「うーん、来てもらった時に直っとるかどうかわからんけどな。」やめてくれ、不安になるじゃないか。

で、数時間後にお店に向かうと、「うん、直っとると思うけど、ちょっとその辺走って、ギアチェンジしてみてくれ」と言われる。まだお金払ってないけど、そのまま漕ぎだして逃げちまおうか、、、とは、思わないけれど、「逃げるんじゃないか?」と思われるのもアレなので、お店の前でほんのちょっとだけ漕いでギア・チェンジしてみたら、とりあえずOKそう。ということで、1500円を払ってきた。

なんか、ギアチェンジうまくいかないな不調だなチェーン交換かな、、、とか、思ってたんだけれど、さすが年季の入ったベテラン店主。きっちりとリアディレイラーを調整してくれたみたいで、スパスパとシフトチェンジできるようになってた。
というワケで、9速化はまた今度*1

*1:この辺りはほとんど坂道がないので、もう少し高速仕様にしたいんだけれどなぁ。