タイヤ交換

タイヤがそろそろやばいなぁと気がついて購入してから、3ヶ月も放置することになるとはこの時は予想してなかったんだけれど、とにかくタイヤ交換を始めることに。
まずは、前輪を外すところから始めるんだけれど、クイックリリースのネジの先端部分が曲がってしまっていて、シャフトが抜けない。まあ、抜けなくてもタイヤは外せるからいいか。
そして、ビードが固くてタイヤを外せない。こんな作業だけで30分以上浪費。固くてタイヤを外せなかったということは、固くてはめられないということでもある。前輪がはめられないままに、気分転換に後輪の作業を開始。
ここで、まず進退窮まる。一旦休憩して昼メシでも食いに行こうと思ったけど、自転車がないじゃないか。

その後、後輪はビードをグイグイ押してたら、なんとかはまった。問題は前輪だ。ビードの部分のゴムが削れてワイヤーが露出しちゃうくらいグイグイ押してるのに一向にはまる様子を見せない。あんまりやりたくなかったけど、タイヤレバーを使って、なんとか押し込んだ。さて、空気をパンパンに入れて、フロントフォークにタイヤをセットして、、、?あれ空気が抜けとる。もう一回空気をパンパンに入れて、、、やっぱり抜ける。一連の作業の途中に、チューブのどこかに穴を開けたらしい。しょうがないので、タイヤを再度外す。さっき、あれだけ苦労してはめたのにと思うと、この後ろ向き作業に心は折れそうだけど、しょうがない。だいたいビードを外すところから前輪は固くて苦労したんだよなと作業してた時に、タイヤレバーが折れ、オレの心も折れた。

チューブに空いてる穴はあっさり見つかって、場所が場所なだけに修理可能と思ったのでとりあえずゴム糊+パッチで修復。いつもパンクするバルブ根本かと思ってたら、そうじゃなかった。けど、場所的にタイヤレバーでこじった場所だと思う。

なんだかんだで、走り出せるようになるまでに4時間くらいかかった。
こんなんじゃ、「通勤途中にパンクしたら、ササッとチューブ交換して時間に間に合うように出社する」とか夢物語でしかない。半休にしても足りない可能性があるよ、まったく、、、。
しかし、タイヤの外し方、はめ方にはなにかコツみたいなものがあるんだろうか?自転車屋さんがこんなに時間をかけてるわけないし。

というわけで、前輪がSCHWALBE MARATHON RACERで後輪が Panaracer Pasela Compact といういびつな状態だったのが、前後輪ともにSCHWALBE MARATHON RACERになった。バイクだと新しいタイヤに交換したあとはしばらくは「滑りやすいから細心の注意を払いつつ、少しでも早くサイドのヒゲが摩耗するようにバイクを寝かしてコーナリングする」ことに専心したりするんだけれど、自転車だと特に何もないなぁ。何かが変わった気もしないし。